ある米国の研究チームが、人間の脳細胞から作られた「脳オルガノイド」を電子チップに接続し、簡単な計算タスクを実行することに成功しました。
この技術は「ブレイノウェア」と呼ばれ、人工知能(AI)ツールと組み合わせて使用されます。
このハイブリッドシステムは、情報を処理し、学習し、記憶する能力を持っていることが明らかにされました。
さらに、初歩的な音声認識も行うことができるということです。
この研究は、将来、従来のコンピューターよりも効率的な新しいタイプのバイオコンピューターの開発につながる可能性があります。
科学者たちは長年にわたり、生物学的システムに基づくコンピューターの構築を試みてきましたが、この「ブレイノウェア」は、そのような試みの中で初めて実際の脳細胞を使用して情報の送受信を行うことを目指したものです。
研究チームは、ブレイノウェアを使用して数式を解く試みや、日本語の母音を発音する音声クリップを用いた音声認識のテストを行いました。
これらのテストでは、脳オルガノイドが生成した信号がAIツールによって解読されました。
ただし、音声認識の精度は完全ではなく、約78%の正確さでしたが、これは人工ニューラルネットワークよりも低い結果でした。
この研究は、脳オルガノイドが実際に音声を聞く能力はなく、音声クリップからの電気刺激に対して反応を示すだけであることを示しています。
また、ブレイノウェアが長期間にわたって情報を処理および保存できるか、複数のタスクを学習できるかどうかはまだ実証されていません。
それでも、この研究は脳オルガノイドの可能性を示す重要な一歩と言えるでしょう。
以下、ネットの反応
これはまるでSF映画の世界だね!
正直、少し怖い気もする。人間の脳を模倣する技術が進みすぎている。
未来のコンピューターはもっと効率的になるってこと?期待大!
音声認識の精度が78%って、まだまだ実用レベルには遠いな。
バイオコンピューターの研究、どんどん進めてほしい!
でも、倫理的な問題は大丈夫なの?脳細胞を使うってことは…
AIと人間の脳が合体する日も近いかもしれない。
研究は面白いけど、実際に使えるようになるのはまだ先の話だろうね。
これがきっかけで、新しいタイプのコンピューターが生まれるかも。
技術の進歩は素晴らしいけど、人間らしさを失わないでほしい。
あーあいつ殺したい とか頭の中で考えたら
ミサイルが発射される世界が来るのか
脳オルガノイドを生かしておく為に既存のPC回路とは別に
栄養補給的な機能が必要なんじゃないのか?
生体に接続ならその辺はクリアされるだろうけど脳オルガノイド単体に接続だとそういった問題が出るんじゃないのかね?