長崎県対馬市の観音寺から盗まれ、韓国に持ち込まれた仏像について、韓国最高裁が観音寺の所有権を認める判決を下してから3カ月が経ちました。
しかし、仏像の返還に向けた動きは停滞しており、観音寺側はいまだに何の連絡も受けていない状況です。
この仏像は2012年に盗まれたもので、韓国の浮石寺が所有権を主張し、裁判に至りましたが、最終的に観音寺の所有権が認められました。
にもかかわらず、返還に向けた進展はありません。
観音寺の前住職、田中節孝氏は、仏像の返還を長年にわたり求めてきましたが、時間が経過するにつれて返還される希望を持てなくなってきていると語ります。
仏像は観音寺の本尊であり、信者や地元住民にとっても大切な存在です。
しかし、韓国政府や日本政府、地方自治体からの具体的な対応はなく、田中氏は日本の人々に忘れられないように努力していますが、自身も77歳と高齢になり、状況の改善を見ることなく時が過ぎていると感じています。
この問題は、単なる窃盗事件を超え、日韓間の文化財の扱いや歴史的な背景にも関わる複雑な問題です。
田中氏は、日本政府に対してもっと積極的なサポートを求めていますが、現時点で韓国側からの返還の時期についての公式な発表はありません。
韓国の盗難仏像 、対馬の寺に所有権判決も…前住職「返還の希望持てない」3カ月連絡なし
韓国人窃盗団が長崎県対馬市の観音寺(かんのんじ)から韓国に持ち込んだ仏像を巡り、韓国最高裁で観音寺の所有権を認める判決が確定して3カ月が過ぎた。この間、仏像の…
以下、ネットの反応
もう返ってこないんじゃないの?長すぎるよ
韓国最高裁の判断は正しい!早く返せよ
日韓関係、これ以上悪化するのかな…
文化財は元の場所にあるべきだよね
政府はもっと積極的に動くべき
長年の問題が解決に向かってほしい
信者の気持ちを考えると切ないな…
歴史の問題は複雑すぎる
77歳の前住職、頑張ってるなあ
このまま時間だけが過ぎていくのかな