2024年4月4日に開催された国会のデジタル化を目指す検討会の第3回会合では、本会議場でのタブレット端末などの使用解禁について議論されました。
しかし、歴代正副議長からの意見聴取の結果、全員が反対意見を示し、解禁に向けた協議は当面見送られることになりました。
反対の理由としては「権威の問題」が挙げられています。
一方で、議員の源泉徴収票の電子交付については合意が得られるなど、デジタル化に向けた一定の進展も見られました。
この検討会は、河野太郎デジタル相がスマートフォンを使用したことがきっかけで発足し、自民党や立憲民主党など複数の党の代表者が参加しています。
タブレット使用解禁を訴える遠藤敬国対委員長は、今後も議論を重ねることで本会議場での使用が自然と認められるようになるとの見通しを示しました。
また、河野デジタル相の父である河野洋平元衆院議長も使用解禁に反対する意見を寄せています。
「権威」で一蹴、本会議場でのタブレット使用解禁に暗雲 河野デジタル相の父も反対
衆院議院運営委員会の与野党各会派代表者は4日、国会のデジタル化を目指す検討会の第3回会合を国会内で開いた。本会議場でのタブレット端末などの使用解禁を巡り、歴代…
以下、ネットの反応
また国会で時間の無駄使いしてるのかよ
権威云々で進歩を止めるなんて、時代遅れもいいとこだな
河野さん、親子で意見対立か。ドラマみたいだな
デジタル化って言っても、結局は人の考え方が変わらないと意味ないんだな
源泉徴収票の電子交付だけ進んで何がうれしいんだ?
タブレット使えないなら、紙の資料山積みでエコじゃないよね
権威を守るために進化を拒否するって、どこの世紀の話だよ
いつになったら国会は現代に追いつくんだろうか
遠藤委員長の努力を評価したいけど、この状況じゃなぁ
デジタル相の提案が通らないの見ると、政治の難しさがよくわかるわ
「カンニング答弁」でもそれでどんどん話が進んで国会のクオリティが上がるならいいけど
いっそのこと和紙&毛筆、電気なし車なしくらいまで遡れよ