私は最近、赤ちゃんの世話と高齢者の介護について考えていて、両方の作業内容には驚くほどの類似点があることに気づいた。
しかし、興味深いことに、介護を進んで行う人はそこまで多くないが、子供を望む人は非常に多い。そこで、その理由について深く考えてみた。
共通点としては、赤ちゃんも高齢者も言葉で意思を伝えるのが難しく、ストレスが溜まると泣いたり暴れたりすることがある。また、食事、入浴、排泄など、日常生活のサポートが必要で、細かい世話が欠かせない。
違いとしては、赤ちゃんは見た目が可愛く、小さくて愛らしいサイズが魅力的であること。また、成長する過程での様々な発見や成長が楽しみとなり、将来への期待感がある。一方、高齢者の場合、見た目やサイズ感にそのような魅力はなく、また未来に対する期待感も異なる。
これらの要素から考えると、子供を望む人が多い理由は、赤ちゃんや子供に対する愛情や未来への期待感が大きな要因の一つだろう。また、子供は親自身の遺伝子を継承し、家族の一員として絆を深めることができる。
一方、介護は誰にでも訪れる可能性がある現実であり、それを受け入れることが難しいことも、介護に対する意欲が低い理由の一つかもしれない。また、介護は時に感謝されないこともあり、その負担が認識されないことがある。
確かに、どちらも大切なことだけれど、同時にどちらも大変な作業だと思う。 なぜ子供を望む人がこんなに多いのか、不思議に感じることがある。