私の職場には、電車通勤の人が多いせいか、読み終わった小説を部署の棚に置くという習慣があります。
誰かがそれを借りて読んだ後、また棚に戻すんです。この習慣がいつの間にか始まったのかはわかりませんが、10年以上前からあるそうです。社長も含めて、男女や年齢、上司と部下の垣根を越えて、みんなが仲良くなるきっかけになっているようです。
チームワークにも良い影響を与えていると感じます。
しかし、一人の幼児を持つおばさんがこの習慣に水を差すことになりました。彼女が本を持ち帰ると、なかなか返さないか、返しても本がボロボロでベタベタになっていることが多いのです。そのせいで、この良い習慣がなくなってしまいました。
ある時、事務の女の子が彼女に対して「もう少し綺麗に扱って」とか「面白い本を見つけたら持ってきてくださいね」と軽く注意したことがありました。しかし、その後彼女が持ってきたのは、ライトノベルの恋愛ものや芸能人の独白集ばかりで、誰も手を出しませんでした。
「綺麗に読め」と言われたら、普通はカバーをつけたりするものですよね。でも、彼女が返す本は、表紙を裏返すだけで、中には食べ物のシミやお菓子のくずが挟まっていたり、紙全体が湿気でメロンメロンになっていることもありました。家もきっと汚いんだろうなと思います。共通の息抜きができる良い習慣だったのに、とても残念です。
以下、ネットの反応
こんないい習慣がある職場羨ましいわ
幼児持ちのおばさん、なんでそんなに雑に扱うんやろな
ライトノベルとか恋愛ものばっかり持ってくるセンスに草
共通の趣味がある職場っていいよな、うちもやりたいわ
本を大事にしない人、信用ならんわ
事務の女の子、上手く言ってくれたのになあ、残念や
この習慣、復活させられないものかね
カバーつけるとか、基本的なこともできんのか
社長も参加してるって、なんかいい話やん
結局、みんなで守っていかなあかん文化やな
いや、図書館じゃないんだから、本は買ってくれよ。マジで。