【悲報】京アニ事件の青葉被告、ツキや運がなかったとか言い出す

京都アニメーション放火事件に関する青葉真司被告の公判で、被害者遺族が参加し、被告に対して質問を行いました。青葉被告は36人もの犠牲者が出るとは思わなかったと述べ、建物の構造が火災の広がりに影響したとしていますが、それを理由にするつもりはないとしつつ、「ツキや運がなかった」と語りました。

ある遺族の代理人が「第1スタジオで多くの従業員が働いているのを見たか？」と尋ねると、青葉被告は「3人しか見ていなかった」と答えました。また、「3人が亡くなるのは避けられないと思ったか？」という質問には「それは思いました」と返答し、3人でも5人でも結果として「やり過ぎた」という感情になるだろうと語りました。

代理人が「やり過ぎた」という感情が犠牲者の人数に関係するのかと問いただすと、青葉被告は「1人でも2人でも亡くなれば、やり過ぎたと思うようになる」と述べました。しかし、代理人が「1階で3人が亡くなるのは覚悟の上だった」と指摘すると、青葉被告は当時はそうは考えていなかったが、今では弁護士と話し合い、自分の気持ちを真摯に考えるようになったと話しています。

青葉被告はまた、「放火をすれば多くの人が死ぬと思わなかったのか？」という質問に対し、「らせん階段があるとは知らなかった」と述べ、構造上の問題が火の回りを早めた可能性があるものの、それを理由にするつもりはないとしました。

代理人から「本日時点でも京アニが悪いことをしたという気持ちはあるのか？」と問われた青葉被告は、「その気持ちが消える方が楽だが、消えないからこそ考えるものがある」と語りました。そして、代理人が「京アニの盗作と放火は釣り合っているのか？」と尋ねると、青葉被告は「釣り合わないと思う」と答え、最初は弁護を拒んでいたものの、途中から受け入れ、自分が弁護に値しないことをやったという思いを抱いていたと語りました。

【京アニ被告人質問詳報】（１９）甚大な被害に「ツキ、運なかった」

《３６人が死亡し、３２人が重軽傷を負った令和元年７月の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などに問われた青葉真司被告（４５）の６日の公判では、被害者参加制…

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