大塚食品の滋賀県の工場で働いていた男性が、ポカリスウェットやエネルゲンの粉末を入れるポリ袋から異物が見つかったことを滋賀県に公益通報しました。
この通報の後、男性は異動を命じられ、厳しい勤務条件下でうつ病を発症しました。男性はこの扱いに対して、大塚食品に慰謝料として220万円を含む損害賠償を求め、大津地裁に提訴したのです。
事件の発端は2021年、滋賀県湖南市の工場で発生しました。品質管理を担当していた男性が、粉末の原料が入っていたポリ袋からほこりや樹脂片が見つかり、これが食品用でないポリ袋の使用によるものと判明しました。
しかし、会社はこの問題に適切に対応せず、製品のリコールを行わなかったため、男性は公益通報を決意しました。
公益通報後、滋賀県は大塚食品の工場への立ち入り調査を行い、注意喚起と再発防止策を講じましたが、工場では問題の周知や再発防止が徹底されませんでした。
結果、男性は2022年11月に問題の周知や適切な対応をしなかった責任者の処分を求めて内部通報を行いましたが、その5か月後に異動を命じられました。
異動後、男性は1人だけの部署に配属され、監視カメラで常に監視される状態に置かれました。また、社内システムへのアクセス制限も受け、2022年8月にはうつ病を発症しました。
男性は、「公益通報に対して報復せず、しっかり守ってほしい」と述べ、会社に真摯に問題に向き合うことを求めています。
以下、ネットの反応
これがジャパニーズカルチャーかよ、笑えないわ
リコールしないってマジ?食の安全どこ行ったんだよ
結局こういうのっていつも社員が犠牲になるんだよな
うつ病まで発症してるし、会社側の対応が酷すぎる
社内の問題を内部通報しただけで異動とか、企業の闇深すぎる
まさに現代の烏合の衆、会社はもっと責任持つべき
公益通報者保護法ってなんのためにあるんだろうね
220万で済む話?もっとしっかり賠償してほしい
こんな会社、誰が信用して働けるっていうんだ?
結局大企業は自分たちの保身が第一なんだよなあ