朝日新聞デジタルの分析によると、日本では20代後半から50代までの女性の年収が、全ての産業で男性の年収を下回っていることが明らかになりました。
これは、正社員に限定した場合でも同様です。国が公表する残業代や賞与を含む賃金データを基に、男性を100とした場合の女性の年収水準が計算されました。
厚生労働省の賃金構造基本統計調査(2022年)によると、20代前半では男女間に7ポイントの差があり、年齢が上がるにつれてその差は広がり、50代後半では30ポイントに達します。
特に、残業代や賞与の影響が大きく、年齢が上がるにつれて女性の不利が顕著になります。
60代からは男性の賃金が下がるため、男女間の差は縮まります。
産業別に見ると、「医療・福祉」と「教育・学習支援」を除く全ての産業で、20代前半から女性の年収は男性を下回っています。
特に、製造業、運輸・郵便、金融・保険業界での差が大きく、40代後半には金融・保険業界で女性の年収が男性の半分を割り込むほどです。
このような状況は、日本の男女間の賃金格差が先進国の中でも大きいことを示しており、性別による不平等が依然として存在することを浮き彫りにしています。
女性の年収、20代後半から全産業で男性下回る 朝日新聞分析:朝日新聞デジタル
先進国の中でも大きい日本の男女の賃金格差について朝日新聞が分析したところ、女性の年収は20代後半から50代まで、正社員に限ってもすべての産業で男性を下回っていることがわかった。国が公表した残業代や賞…
以下、ネットの反応
これはもう少し政府が介入して何とかしないとダメだろ
統計見ると、やっぱり現実は厳しいな…
女性が活躍できる社会って言っても、まだまだ先は長いな
個人の努力だけじゃ解決しない問題だよね
産業によってこんなに差があるのか…
60代で差が縮まるって、それまで待たなきゃいけないの?
金融・保険業界、特に厳しいんだな
医療・福祉だけはマシって、それもどうなの?
統計を見るたびに悲しくなる
この問題、本当に根深いよね
「残業代」って言ってんじゃねぇか。残業しろよ