大阪市天王寺区に位置する私立清風高校で、試験中のカンニングが原因で「卑怯者」と教師に非難された男子生徒が自殺した事件が発生しました。
この生徒の遺族は、学校側に対して約1億円の損害賠償を求める裁判を大阪地裁に提起しました。事件の背景には、カンニングをした生徒が教師から厳しい言葉を受け、さらに全科目0点処分、家庭謹慎、写経や反省文の作成などの厳しい処分が下されたことがあります。
この処分の2日後、生徒は建物から飛び降り自ら命を絶ちました。
遺書には「死ぬ恐怖よりも、卑怯者と思われることの方が怖い」と記されていました。遺族は、この自殺は教師の不適切な指導が原因であり、学校側が安全配慮義務を怠ったと主張しています。
しかし、学校側が設置した第三者委員会は、指導と自殺の因果関係を否定しています。この事件は、教育現場での指導方法や生徒への配慮について、改めて考えさせられるものです。

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。
以下、ネットの反応
これが教育かよ、怖すぎるわ
1億って金額にもびっくりだけど、命には代えられないよな
教師も大変だけど、これはやりすぎだろ
学校側のコメント待ち過ぎる。何か言えよ
カンニングしたら死ぬほど追い込まれるのか…怖い世の中だ
遺族の気持ちを考えると、本当に胸が痛い
学校の対応が冷たすぎる。もっと生徒を大事にしろよ
第三者委員会って結局、学校側都合の結論になるんじゃないの?
この事件、教育現場全体でしっかり議論すべきだろ
命の重さをもっと真剣に考えないと、また同じ悲劇が起きるぞ