斎藤元彦知事「私は職を辞すべきではない」

兵庫県知事である斎藤元彦氏は、24日の午前10時頃に登庁し、不信任決議可決後初めて記者の前に立ち、自身の思いを語りました。彼は、外見的には「鋼のメンタル」と言われることもあるが、実際には胸が苦しい時も多く、批判や議会との関係に悩まされていると述べました。特に朝起きた時に胸が苦しく感じることがあり、精神的な負担を告白しています。
しかし、彼は県政の改革を進めるため、「職を辞すべきではない」という強い思いを持ち続けているとも述べました。副知事や他の関係者からは「辞職すべきだ」という意見も多く聞かれましたが、斎藤氏は4年間の任期を全うしたいという決意を再確認し、その思いでここまでやってきたと語ります。

彼が現在直面しているのは、辞職か失職、または議会の解散かという重大な選択です。斎藤知事は「厳しい判断」としながらも、胸が苦しくなるほど悩みつつも、最終的な決断に向けて考えを固めている段階だと説明しました。改革をしっかり進めたいという思いは変わっていないが、どう判断するかはまだ最終的には決まっていないとのことです。

地方自治法によれば、不信任決議が可決された日から10日以内、すなわち9月29日までに議会を解散しなければ、斎藤知事は自動的に失職することになります。記者団に対しては今週中に記者会見を開き、自身の判断を公表する意向を示しました。また、県議会は25日に再開予定だった本会議を休会することを決定しています。

「私は職を辞すべきではない」斎藤元彦兵庫県知事が心境吐露　不信任決議後の“初登庁”…迫られる選択肢は「だいぶ固まってきた」｜FNNプライムオンライン

パワハラ疑惑などをめぐり、兵庫県議会で19日に議員86人の全会一致で不信任決議が可決された斎藤元彦知事(46)が24日、決断に向けた心境を明かした。斎藤元彦知事は24日午前10時頃、不信任決議可決後初めて登庁し、記者らを前に心境を語った。兵庫県・斎藤元彦知事：世間的には、もしかしたらメンタルがすごく強いって言われてるか...

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