米国の大手金融機関、ゴールドマン・サックス・グループが日本での銀行業務から撤退することが明らかになりました。
この撤退は、新規取引の停止に続き、2024年4月15日をもって営業を終了することを意味します。
ゴールドマン・サックス・バンクUSA東京支店は、銀行業務廃止の公告を出し、預金の受け入れを含む全銀行業務の新規取引を停止しました。
ゴールドマンは2021年に日本で銀行免許を取得し、企業向けに決済性預金の受け入れや国内外送金などの資金管理サービスを提供するトランザクション・バンキング業務を始めましたが、開始から1年も経たずに撤退することになりました。
同社の広報担当者は、トランザクション・バンキング業務の拡大は戦略的優先事項であるものの、日本での業務は当面行わないことになったと述べています。今後は米国や英国、欧州連合(EU)での事業拡大に注力していく方針です。
ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリストは、トランザクション・バンキングが国内大手金融機関にとって成長分野であり、競争が激しくなっていることを指摘しています。
ゴールドマンは、トレーディングや投資銀行業務など変動の激しい分野よりも、安定した収益を生み出せるトランザクション・バンキング業務を米国、英国、ドイツ、オランダで開始し、アジアでは日本がその第一歩だったとしていました。
以下、ネットの反応
日本市場はやっぱり厳しいんだな
ゴールドマン撤退って大ニュースだけど、影響は限定的かも
競争が激しいのは分かるけど、もう少し頑張ってほしかった
これで日本の金融市場がどう変わるか見ものだ
ゴールドマンにとって日本は小さな市場だったのかな
撤退が日本の金融業界に与える影響、心配だ
他の外資系銀行にも影響あるのかな?
安定した収益を求めるのは当然。戦略的撤退だね
日本での撤退は残念だけど、グローバル戦略は理解できる
金融業界の競争、ますます厳しくなりそう