2024年10月15日に第50回衆議院議員総選挙が公示され、投票日が10月27日に迫ってきています。
ネット選挙が解禁されて以来、オンラインでも選挙活動が盛んになり、日本では特にX(旧Twitter)を使った活動が目立ちます。多くの候補者や支持者がX上で選挙に関する議論を行っており、今回は公示日から21日までの間に各政党に言及された数を集計してみました。
最も多く言及されたのは自民党で、続いて立憲民主党でした。言及数に関しては、この結果はおおよそ予想通りといえるでしょう。
ところで、選挙シーズンになると、支持政党に関する投稿が増えるのと同時に、他の政党を批判するような攻撃的な投稿も増えてきます。そうした中、国民民主党の玉木代表がXにこんな投稿をしました。
「国民民主党に騙されるな」
このハッシュタグがどのように広がったのか、調べてみたところ、拡散したアカウントがどの政党の公式アカウントをフォローしているかに注目しました。その結果、れいわ新選組の公式アカウントをフォローしているアカウントが34.2%、共産党の公式アカウントが22.4%というデータが得られました。
ただし、いくつかの政党公式アカウントを同時にフォローしているアカウントも多く、公式アカウントをフォローしているからといって、必ずしもその政党の支持者とは限りません。また、このハッシュタグを使ったり拡散したからといって、それに賛同しているとは限らない点にも注意が必要です。国民民主党のフォロワーも2.2%含まれていることからも、その点は明らかです。
特に注意してほしいのは、れいわ新選組のフォロワーの34.2%がこのハッシュタグを拡散しているわけではないということです。実際にハッシュタグを使ったれいわ新選組フォロワーの割合は2.2%に過ぎません。
ということで、「国民民主党に騙されるな」というハッシュタグがどのように広がったのか、データで分析しました。個人的には驚きの結果ではありませんでしたが、玉木氏の投稿への返信を見ていると、他の政党が仕掛けたキャンペーンだと思っている人もいました。そのため、こうしたデータに基づく確認は重要だと思います。
ただし、今回は小規模な拡散であったため分析が可能でしたが、衆議院選挙全体を分析するには、XのAPIの仕様上(特に金銭的な面で)非常に難しい状況です。
選挙期間中に限りませんが、憶測による誤解や対立が生じないことを願うばかりです。
以下、ネットの反応
玉木さん、もっと考えて発言しないとダメだろ
まさかれいわ新選組のフォロワーが関与してるとはね
いや、どの政党もフォローしてる人多すぎだろ
結局、支持者じゃないやつもハッシュタグ使ってるじゃん
公式フォローしてるだけで支持者ってわけじゃないのが面白い
こんなデータがあっても、みんな憶測ばかりするよね
たまたまフォローしてただけでこの分析はちょっと無理がある
フォロー率なんてあまり意味ない気がするなあ
玉木氏のポスト、こんな小さなことでも炎上するのか
他の政党がやったキャンペーンだって決めつけてるのは笑う
れいわ支持者の中でもハッシュタグ使った人は少ないってことか
いや、XのAPIが有料化したせいでこういう調査も大変だよな
ハッシュタグってどうでもいいところで盛り上がるんだな
攻撃的なタグはあまり広がってほしくないね
選挙シーズンって毎回こういうネガティブな流れが増えるよな
フォロワー率での分析はちょっと浅すぎる気がする
選挙期間中はどの政党も叩かれるもんだな
結局、支持者がどこまで関わってるかなんてわからんよ
データがあっても、他の憶測は止められないか
なんにせよ、SNSでの選挙活動は今後も増えそう
この人とが党員の元気で耳あたりのいい公約で人気あるみたいだけど、
マイナ賛成に、改憲支持 だからな。
マイナも改憲も不支持なのは、れいわや共産連中なんだが。