今年3月、日本を訪れた外国人観光客が300万人を超えました。これは、円安の影響もあって、外国人観光客の流入が増え続けていることを示しています。
しかし、この増加に伴い、大阪府ではオーバーツーリズム対策として「徴収金」の導入を検討していることが話題になっています。
吉村洋文大阪府知事は、「外国人観光客には快適に大阪を楽しんでもらいたい一方で、オーバーツーリズム対策や街の美化も進める必要があります。そのための財源として、外国人観光客に少し負担をお願いするのが妥当だと思います」と語っています。
大阪府は、宿泊税の引き上げも含めて徴収金制度を検討しており、すでに宿泊税は2017年から導入されています。
また、2025年に予定されている万博の開催と統合型リゾート(IR)の開業によって、さらに多くの外国人観光客が訪れることが予想されています。
一方、この制度には反対の声も多く、フランス・パリのBIE事務局長は、「外国人観光客が『歓迎されていない』と感じるかもしれない」とコメントしており、制度の導入時期についても慎重な検討が必要だと指摘しています。
さらに、大阪府内での有識者会議では、「外国人のみに税を課すのは不平等」という意見や、「不平等な扱いは日本国憲法で許されない」という指摘も出ており、導入にはさまざまな課題が存在しています。
大阪が魅力的な観光都市としてさらに発展するためには、どのような政策が適切なのか、今後の議論が注目されます。
以下、ネットの反応
大阪も大阪で、あんまりゴネるなよな
外国人が来るのはいいけど、金取るってどうなの?
外人からカネ取る策に日本らしさを感じるわ
こういうのって結局、誰も得しないよな
外国人だけに税金って、差別じゃね?
万博直前にこれやるって、なんか計画性ないよな
また大阪府のやらかし案件か
観光地としての魅力が下がるだけじゃん、考え直せ!
税金上げるより他に策はなかったのかよ
観光で潤うのはええけど、金を取るのはどうかと思うわ