厚生労働省の諮問機関である社会保障審議会が、短時間労働者に適用されていた厚生年金加入の年収要件「106万円以上」を撤廃する方針を大筋で了承しました。この制度改革により、週20時間以上働いている人は、年収にかかわらず厚生年金に加入できるようになります。一方で、保険料負担が増えることで手取り収入が減少する懸念もあります。
また、従業員数による制限も廃止される予定で、企業規模にかかわらず新しい仕組みが適用される見込みです。この改正により、短時間労働者の老後の年金額が増えることが期待されていますが、同時に課題も残ります。
手取り収入減を緩和するために、年収151万円未満の加入者については、本来折半で支払う保険料の一部を企業が肩代わりできる制度も検討されています。この肩代わり割合は企業が自由に決定できますが、全額負担は認められません。なお、企業が負担しても将来の年金額には影響がありません。
この制度変更は、年収要件が2026年10月、企業規模要件が2027年10月を目途に実施される見込みで、2025年の通常国会で関連法案の提出を目指しています。
以下、ネットの反応
106万の壁撤廃とか言うけど、結局手取り減るんでしょ?
企業に負担させるとか、結局どっちにしろ負担は労働者に回ってくるよな。
年金額増えるのはいいけど、それで生活苦しくなるのは本末転倒だろ。
短時間労働者にも厚生年金適用って、パートする意味なくならない?
こんなの企業側からしたら負担増でしかないじゃん。
老後のために今を削るのが本当に正解なのか?
任意の負担割合とか絶対ややこしくなるやつ。
制度の見直しはいいけど、結局誰も得しない改革な気がする。
働き控え対策って言うけど、それが本当に解決するの?
年収制限なくなるのはありがたいけど、結局デメリットが目立つ。
これ、パートする人減るんじゃない?手取り減ったら意味ないし。
106万の壁なくなっても、壁が形を変えただけでは?
企業が負担しないといけない分、逆に時給下がったりしそう。
労働者が得する仕組みが全然見えないんだけど。
従業員数の要件なくすのはいいけど、それでどれだけ救われるの?
改革の方向性はわかるけど、やり方が中途半端だと思う。
実施時期遅すぎない?それまで働き控えどうすんの。
年金額増えても、その分生活費削ったら意味ないだろ。
25年までにどれだけ議論が進むかだな。
労働者側のメリット少なすぎるよな、これ。